多肉植物の育て方 <コチレドン>
Crassulaceae Ctyledon
生育期 : 春~秋
休眠期 : 冬季

基本的には真冬に注意さえすればいたって簡単。
白粉葉や美毛葉など種類も豊富で形も様々。
花の観賞度も高く、育て易く容易な属種といえます。


アエオニウム属
アドロミスクス属
エケベリア属
カランコエ属
クラッスラ属
グラプトペタルム属
グラプトベリア属
コチレドン属
セダム・セデベリア属
センペルビウム属
ジョビバルバ属
パキフィツム属
 コチレドン月別育て方
 
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
水やり × ×
日当たり × ×
植え替え × ×
繁殖期 × ×
 病害虫                

置き場所



基本的には南向きの日当たり・通風が良いベランダ・軒下がお奨めです。
コチレドン属は白粉葉・美毛葉・斑入り種などは真夏、20~30%遮光・通風が必要です。
これらは真夏は特に直射日光に注意しましょう。
レース越しの窓際など、半日陰にて管理しましょう。それ以外は戸外での栽培をお奨めいたします。
締まった良株となります。
秋中旬~霜の降りる前までは戸外栽培可能です。(一部の寒冷地域を除く)
強健株作りにはまた戸外での栽培をお奨めします。
白粉葉は特に長雨にあてる事は要注意しましょう。葉が汚れてしまいます。
真冬、日当たりの良い室内または簡易温室で管理しましょう。
 
 
水やり



水やりは週に何回と決められるものではありません。各家庭での環境・置き場所などにより乾き方が違うからです。
コチレドン属の冬季休眠期は水やりを控えめにしましょう。断水ではなく、葉がしわしわになってきたら与えてあげましょう。
植物は各々サインを出してくれます。そこがポイントです。白粉葉は直接葉にかからない様に与えてあげましょう。
1回の水量は鉢底から流れ出るようにたっぷりと与えてあげましょう。中途半端な水やりは返って植物を腐らせます。
真夏・真冬は天気の良い午前中たっぷりと与えてあげましょう。

 
植え替え



植え替えを怠ると用土は痩せおとり生育に乱れが出たり、様々な病気の原因や病害虫を集める原因となります。
コチレドン属の植え替え適期は春先の植え替えがお奨めです。
根をはるタイプなので植え替え時は年に1回は1つ上のサイズへの鉢に入れてあげましょう 
 
繁殖適期



繁殖は多肉植物を育てている楽しみ方のうちの1つです
コチレドン属の繁殖適期は春先がお奨めです。挿し木を行います。
葉ざしは行いません。

 
病害虫



病害虫による被害は未然に防げることもあります。早期発見・早期対処で快適な植物LIFEを送りたいものですよね。
コチレドン属の起こり易い病気は根腐れ・さび病・凍結があります。さび病は一度なるとなかなか完治できません。
植え替えの怠りによる根つまり。冬季、霜の降りるころに戸外へ出したまま、または室内での急激な冷え込み等で凍結します。
凍結しても時に根が完全にだめになっていない場合、春中旬より新芽が出てくる場合もあります。
ワタムシによる被害は梅雨のじめじめした時期・夏季・冬季の目の届かない場所で管理している時期に目立ちます。
また冬季、室内での管理は徒長による株の弱りも心配されます。室内においても日照時間の確保をしたいものです。

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